第22章 櫻井家+αの沖縄(どたばた)家族旅行!(前編)、の巻
「んふぅ////」
「智くんが行きたいなら、家族旅行でも宇宙旅行でも、何処にでも行くよッ!!!////」
「ん〜…ありがとぉ////」
ギュウギュウ抱き締められて赤くなっている僕に、翔くんが言った
「で、後3人足んないんだね?…どうするんだって?」
「うん、だからね?
僕らの方で誰か誘える人の心当たりは無いか、って」
「あぁ、なる程ね…ん〜……
……二ノと相葉くんは?」
「僕もその二人は誘ってみようと思ったの。
でも、それでもまだ1人足りないでしょ?」
「う〜ん…」
翔くんは僕の肩に顎を乗っけると、また難しい顔をした
「智くんの友達とかは?」
「ん〜…
…だからさ、マトモに交流がある友達って僕、二ノと相葉ちゃんくらいしかいないから(苦笑)」
「あぁ、そっか」
「翔くんのお友達は?」
「俺の友達ねぇ…」
「あっ!」
(そうだ!)
僕は翔くんの腕の中で体を捩って後ろを向くと、翔くんの肩に両手を掛けた
「村上さんは?
村上さんだったら僕も面識があるし、誘いやすいかも!」