第4章 奥様(♂)を家族に紹介! の巻
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「じゃ、ちょっと迎えに行ってくるね」
「うん、行ってらっしゃい」
それからしばらくして、妹からの連絡を受けた俺は、駅に弟妹を迎えに行った
なんでも、弟と二人で待ち合わせて駅に居るから迎えに来いと言うのだ
(ま、こっちも手間が省けて丁度良かった(笑))
とか思いつつ駅へ向かう
と、程なくして到着した駅前で待ち構えていた妹が俺の姿に気付くと、デカイ声で言った
「あ!お兄ちゃん…だけ?ちぇっ!」
「こら妹!ちぇってこた無いだろう、失礼な」
「新妻ちゃんはお留守番?」
「弟!新妻ちゃん言うな!智さんって呼べ!!」
「だって俺名前知らなかったもん」
そうだっけ?
「ま、いいや。智くん待ってるから早く行こう」
「ぐふふ♪楽しみぃ〜♪」
「……(汗)」
妙なテンションの妹に不安を覚えつつ自宅へ二人を連れて帰った
「智くんただいま」
「「お邪魔しまーす!」」
妹と弟を連れて帰宅すると、智くんが可愛らしくパタパタ小走りに出てきた
「翔くんお帰り。お二人ともいらっしゃ…」
「きゃーーっ!!めっちゃ可愛いっ!!!」(←可愛い兄嫁(♂)に大興奮な妹(笑))
不安的中(汗)
「え?あの…///」
戸惑う智くんに詰め寄る妹
「ウッソ!マジ可愛いんですけど!?え?何でこんな可愛い人がお兄ちゃんなんかと?てか、写メ撮っていい!!?」
「///あの、えっと…」
「てか撮っちゃお〜♪」
カシャッ
勝手に写メを撮る妹
「ちょっと落ち着け妹!」
「あ、お兄ちゃん!さとちゃんとツーショット撮って!」
Σさ、さとちゃんだぁ!?
「さとちゃん…///」
会ったばかりでイキナリうちの智くんをさとちゃん呼ばわりする妹
でも、どうゆう訳か智くんは嬉しそう
「早く撮ってよ!さとちゃん腕組んでイイ?」
「…うん///」
Σえ?智くんマジで!?
「俺も」
Σ弟!お前まで!!
「お兄ちゃん早くってば!!」
「ぅう…解ったよ」
仕方なく智くんを挟んで腕を組むスリーショットの写メを撮らされた
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