第4章 奥様(♂)を家族に紹介! の巻
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それから智くんは部屋を掃除したりお昼の準備をしたりして、部屋中を走り回った
(もしかして落ち着かないとか?)
何て思ってたら…
「翔くんどうしようっ!!」
泣きそうな顔で智くんが俺を呼んだ
「Σなっ!?どどどうしたの!!?」
「僕、緊張して泣きそうっ!!」(←笑)
「…へ?」
な、な、な…
なんって可愛いのっ!!///
「智くんっ!!カワイイっ!!」
「きゃっ///」
思わず智くんを抱きしめる
「緊張なんかする事無いよ!あんな奴ら相手に!!」
「…あんな奴らって(苦笑)」
俺は智くんの前髪を上げておでこにキスをした
「大丈夫!俺の智くんは完璧だから!!何も心配いらないよ!!」
「…もぅ…おばか///」
智くんは照れ笑いをしながら俺の胸に顔を押し付けた
「本当に大丈夫かな…僕、嫌われないかな」
「そんな訳ないじゃん!絶対大丈夫!!」
「…ホント?」
俺はカワイク上目遣いで俺を見上げる智くんのほっぺをムギュっと両手で挟んだ
「こんな可愛い子、嫌うヤツなんてこの世に存在しないよ!!」
「///可愛い子って…僕もうイイ年なんですけど…」
「年なんか関係無いの!可愛い子は可愛い子なの!!」
「////わ、解ったからもうそれ言わないで…恥ずかしいよ」
真っ赤な完熟トマトみたいな智くん
もう、可愛いったらない(笑)
「そんな可愛いコト言ってると、ちゅーしちゃうぞ♡」
なんて、可愛い嫁にデレながら俺がそう言うと、智くんが更にメガカワユスな爆弾を投下した
「…そんな事言わないと、ちゅーしてくれないの?///」
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