第7章 思い出の別荘、の巻
「ぁんっ…なんだよぅ///」
「なんだよじゃないですよ!見てるこっちが恥ずかしいし!!///」
「そうか?お前らもすれば良いじゃん」
「お前言うなっ!!(怒)」
(そう言えば、ニノって何で“お前”って言われるの嫌がるのかな?)
何でかなぁって思って何となく相葉ちゃんの方を見たら、相葉ちゃんがクスッと笑った
(相葉ちゃんと何か関係があるのかな?)
アレかな?もしかして僕が翔くんに呼び捨てにされると弱いのと一緒かな?
(ん〜、確かに他の人に呼び捨てで呼ばれたくないかも…)
「そっか、それは嫌だよね…翔くん、ニノの事、もうお前って言っちゃダメだよ?」
「え?…う、うん??」
「そう言って貰えるのはありがたいんですけど…
何をそんなに一人で納得した顔してるんですか?」
「んふ、良いの♪」
そんなの、みんなの前では言わないから心配しないでね、ニノ♡(←笑)
「……?」
しきりに首を傾げるニノを相葉ちゃんが助手席に押し込んで、僕と翔くんが後部座席に乗り込むと
僕らを乗せた車はお家に向かって走り出した