第39章 let's クリスマスパーティー!、の巻
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「えへへ、俺も大好きだようさとちくん♡」
何だよ“さとちくん”て
酔っ払った時の親父か
「うふふ、僕は翔くんが大大大大大好きぃ♡」
ああ、智さん可愛いな
うふふ、だって…
…可愛いなぁ(しみじみ)
「おおっ!?いきなり大が五つもなの智くん!
俺なんてねぇ、大大大大大大…の、二倍大好きぃ♡」
なんだよ二倍て
小学生か。
「やだぁ、数えらんなかったぁ!///」
くわぁ……くわわぃい…!!
やだぁとか言って智さんが激可愛い!!
「じゃあ俺の勝ちぃ♪
俺のがうんと智くんの事が大好きで決定♡」
何の勝負だって兄ちゃんが智さんに勝てるものはねぇよ!
って、この場合は勝っても良いのか?
「いやあ〜ん!僕のが好きだもおん!!////」
いやあ〜ん、智さんきゃわいいっ!!(←やっぱし兄と似てるな(笑))
「いーや、俺!」
「ちがうもん、僕!」
…って、ちょっと?
「お〜れ!」
「ぼぉ〜く!」
いや、お二人さん?
「さ〜とち♡」
「しょ〜おたん♡」
あの〜…
「しゃとちぃ〜♡」
「しょお〜お♡」
…何でいきなり名前を呼び出したんだ?
て言うか、ずっと名前を呼び合ってるぞ?
智さんは可愛いから良いけど、兄ちゃんはかなり寒い感じだぞ?
とか思っていたら
仲良くイチャイチャする兄夫婦をみて
団体の最後尾を歩いていた親父がガハガハ笑いながら言った
「いやぁ、良いねぇ母さん!
ただただお互いの名前を呼び合うなんつってなぁ!
新婚の頃を思い出すなあ!」
「…私はあんなのした覚えはありませんけど?(にっこり)」
「おやあ夢でもみたかなあははははっ!!(汗)」(←棒読み)
親父、そりゃ一番やっちゃいけないパターンだわ
親父笑ってる顔引きつってるし
母さん目が笑ってないし
「しゃ〜としくんっ♪
…て、あれ?
松本くんちってこの辺じゃなかったっけか?」
兄ちゃんたちナビだろ、しっかりしろや(怒)
「あ、いけない!
何時ものヤツに夢中になってて、潤くんち通り過ぎちゃった(てへ☆ぺろ)」
…でもまぁ、智さんが可愛いから
許す。(←笑)
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