第4章 藤四郎家
あの後、私は爆睡こいて鶴ちゃんに抱きついたまま寝てしまっていた
びっくりしてすごい勢いで離れた
「君…それは傷つくだろ」
「えへへ…………お、おはよう…ございます?」
「くくっ、おはよう」
もう外はだいぶ日が傾いていてだいぶ暗かった
あ、制服ちゃんと着せられてる
「さて、そろそろ帰らないと親にまた怒られるぜ
送ってく」
「えっ、あぁうん」
なんもなかったかのような素振りだから
なんか夢見てたみたいな感覚だな、
そう思い立ち上がろうとした瞬間
ドロッ
「きゃ?!なに?」
「ん?あぁ、さっき拭いたんだが、まだ出るのか」
「え?拭いた?」
「だいぶ蜜が出たからな拭いたぜ
中まではそんなに拭けなかったから残りが出たんだな」
「っっ…///」
は、恥ずかしいぃ〜!!
なんで何も無いような言い方なのー!
この感じは結構な経験者なんだろうなぁ……
「君、行かないのかい?」
「い!いくけど!」
ひゃぁ〜歩きたいのになんか結構出るんだけど!!
えぇ、そうゆうものなのこれ……
なんか、恥ずかし過ぎる
「なるほど、拭いてやろうか」
「へ?!いや!大丈夫!これくらい」
「ふーん、そうかい?
まぁ俺的にはいい眺めではあるが」
「鶴ちゃんのえっちぃ///」
「煽られてるのか俺」
こうなったら気合いで帰ろう!
とりあえずカバンにポケットティッシュがあったはず
それで軽く拭こう
「なんだ、自分で拭くのか
できることなら拭いているところ見ていたいぜ」
「もう!ほんとにえっち!見ないで!」
「もう色々見た仲なんだがなぁ」
ちぇっとでも言うように別の方向を向く鶴ちゃん
ティッシュで拭くとまだ敏感なのか少し感じてしまうけど
何とか拭いてティッシュをちらっと見ると
あれ?こんなに白っぽかったっけ?
「う〜ん?」
「どうかしたかい?」
「!!いや!なんでもない!終わったから早く行こ!」
「そうかい、もう終わったか、残念だ」
なんか鶴ちゃんすんごいオープン……
身体的セクハラと言葉のセクハラが増えたな……
うん、もう何も考えないでおこう
あはは……