第4章 幼馴染と恋人の境界線
行為が終わっても手を離さないし
大きな瞳で見つめてくる
頭を撫でれば嬉しそうに笑う
「とーる…」
「ん?」
「愛してるよ」
「俺も愛してるよ、ゆいなちゃん」
「ちゅーしよ?」
キスって言うよりもちゅーって言ってくる時は甘えたい時
だからそういうときは見つめる時間長くして頭を撫でてキスをする
「もっと、」
「ん」
おねだりが多い日はいちゃいちゃする時間がまだ欲しい時
「もう一回戦始める?」
そう聞くと顔を真っ赤にさせて小さく頷いて俺の視線が自分の顔に行かないように隠す
「今日は足りなかった?」
「…なんかもっと徹がほしい、?」
こういう時は動いて気持ちよくするよりも挿れる時間を長くして挿れてる間にキスしたりハグする時間を増やすのが正解
たくさんの選択肢の中から彼女の1番喜ぶのをしてあげるのが彼氏だと思ってる
自分勝手に動けばきっとうまくいかない
どんなに仲良くでもここで相手を思いやれなきゃ好きでいられるはずないし好きなら相手を思いやるのが当然でしょ
「とーる?」
甘えたい声を出す時は昔のように名前を呼ばれる
懐かしくて愛おしくて幸せが込み上げてくる
「愛してる」