第2章 少女の幼少期時代
やがて皆の個性が発現するようになった
中でも凄いのは
爆豪勝己くん!
掌でバチバチ爆発がおきてる!かっこいいなぁ…
私の個性はなんだろう…
私みたいに個性がまだ発現してない子
緑谷出久くん…
出久くんは勝己くんから無個性だーっていつもバカにされてる。
可哀想…でも、私もまだだから仲間だよ!
私は無個性だけどなかがいい子が多かった。
遊んでると「哀ちゃんと遊んでるといつも楽しい!」って言ってくれるから、私も皆が楽しくなるようにお願いしながらいつも遊んだ。
ある日、皆で飼っていた金魚が死んでしまった…
皆悲しんでる…
元気を出して……っ
するとある子が
「ちょっと元気出てきたかも。」
「私も!」
「俺も!」
先生も、「みんながずっと元気なかったら金魚さんも悲しいわよ。」って
皆がげんきになってよかったぁ
家に帰ってママにこの事を話したら、
凄いわねって褒めてくれると思ったのに帰ってきたのは
「取られちゃう」
え?どういうこと?何も取らないよ!
「ママに、私の事好きになってってお願いしてみなさい。」
「わ、わかった。」
何でそんなことするのか全然分からなかったけど、とりあえず、お願いしてみた。
「はぁ。」
ママの大きなため息
「いい?可哀想だから教えてあげる。あなたの個性は感情をコントロールするってやつよ。
まぁ、相手が自分の気持ちとの矛盾に気づくと解けちゃうんだけど。」
可哀想…?それって皆のこと楽しくしてあげられるってことだよね?とってもいい個性じゃない!
「あと、個性の事は周りに言わない方があなたのためよ。」
自慢しそうだった危ない…!
いい個性だからって自慢は良くないってことか…
私の事心配してくれたんだ!
ママ大好きっ
この時私はママのホントの気持ちを理解できてなかった。