第4章 少女の過去
小6のあの日、
あの日も普通な日常が流れていた。
あの時までは…
教室で皆が普段どうり騒いでいた。
そんな中、なんだか後ろが騒がしい。
哀が友達と喧嘩しているみたいだった。
哀「もー、さっきからなんなの。」
友達「だから!ーーー」
いつもうぜぇぐらいにニコニコしてる癖に今日は機嫌悪そうだな。
哀「はぁ…もうほんとウザイ。…じゃえ…」
なんて言ったか聞こえなかったが、その時、静かに哀の友達は教室から出ていった。
少したって、反省したのか、哀もそいつを追いかける
そして、少し時間が経つと、外から
「きゃーーーっ!!」
外から甲高いうるさすぎる悲鳴。
なんだなんだと窓際に集まる輩
そして、有り得ねぇ事が聞こえた
「屋上から……人が飛び降りた」
は?
俺は窓際に近づき、下を見た。
するとそこには
さっきまで喧嘩していた哀の友達の無惨な姿があった。
先生達がぞろぞろその場に集まる
次第にサイレンの音が聞こえてくる
そう言えばアイツは…?
すると上から騒々しい音が聞こえてくる