第1章 東京卍リベンジャーズ・場地圭介
千冬とその辺を流したり
軽く食事を取ったりして
帰って来たのは am 1:00を過ぎた頃だった
単車を停め
自宅へと続く階段を上がろうとした時
1階の集合ポストの横に
しゃがんでいる人影がチラッと見えた
階段を上がりながら千冬が言う
「今の、場地さん家の隣に住んでる人ですよね?」
「そーか?よく見なかったけど…」
「先月転校してきて…今、同中の3年ッスよ」
「ふーん」
そこまで話した時
2階に着いた
「それじゃ、おやすみなさい」
「おー、じゃーな」
千冬と別れ
5階の自宅まで更に階段を上がっていく
4階の踊り場まで来た時
圭介は
ふと足を止めた
「……」