第119章 降霊3
先代「…そなたはヨルナミだな?久方ぶりだな…。」
ヨルナミ「お祖父様…久方ぶりです。」
「おぉ!少しヨルナミさんに雰囲気似てるね!」
クグラ「きっとヨルナミが年取ったらこんな感じになるんだろうな!」
先代「クグラも久方ぶりだな。そなたは…だいぶ縮んだようだが?」
クグラ「元々が子供の姿なんだ!今までのは変身してたんだよ!」
先代「ほぉ…。それで他の者達は?初めて会うと思うのだが…。」
「あぁ、ごめんなさい。私は三神涼子!あなたを呼び出した霊能者です。」
クグラ「ちなみに俺の愛する妻だからな!」
カンナギ「俺はカンナギ。火と地の神鞘だ。」
ヤタカ「僕はヤタカ。空の神鞘です。」
先代「現神鞘とクグラの妃か…。で、ヨルナミよ…最後に会った時と見た目が変わらぬのは当然だが相変わらず母上を求めているのか?」
ヨルナミ「求めてません!!」
クグラ「いや、求めてるよな?」
カンナギ「事あるごとに母上出してくるもんな!」
ヨルナミ「お黙りなさい!余計なことを…」
先代「ヨルナミよ…そなたは神鞘なのだぞ?いつまでも母上を追いかけて…。流石、3歳まで母乳を飲んでただけのことはあるな。」
ヨルナミ「その話を持ち出さないでくださいってば!」
ヤタカ「ぷふっ!!」
ヨルナミ「ヤタカ!笑うんじゃありません!」
カンナギ「他にもヨルナミの面白い話あるのか??」
先代「あるぞ。あれは4歳の頃だった…なかなかヨルナミは一人で寝れなくて…」
ヨルナミ「あー!あー!!もぅやめてください!」
こうして先代は自分の話はあまりせずヨルナミの昔話をしていったのである。