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クグラと夫婦(アラタカンガタリ)

第118章 あなたが好きです!


「げっ!?なんでこんな時に…。」
カンナギ「よぉ!涼子じゃねぇか…その男は?まさかマジで不倫!?俺には負けるが何気にいい男だし!クグラ…とぅとぅ飽きられたか…」
「違ぇっての!俺が涼子に飽きられるはずが……じゃなくて!コイツは霊で成仏させる為に恋人やってるだけなんだ!!」
カンナギ「まぁまぁ、この事は黙っててやるからそんな必死になるなって。」
「本当なんだよ!!」
アスマ「僕が霊なのは本当ですよ。顔も心も美しく気品があり知的で気も強く鬼も顔負けの怖い顔がとても可愛いお茶目な涼子さんに一目惚れしまして…一日恋人として過ごしてもらったら成仏出来るのでお願いしたんです。」
カンナギ「……ぷははははは!!美しい涼子さんって…あのガサツな女が気品ある??…ギャハハハハハ!!しかも鬼も顔負けだとよ!」
ナチル「カンナギ様、いくらなんでも笑い過ぎで…ぷふっ!!」
「お前らな〜!
クグラ「おいコラ!カンナギー!!」
我慢できずに中身が涼子のクグラが飛び出して来た。
カンナギ「あ?クグラ??」
「あっ!涼子…じゃなくて世界一いい男で最強神鞘の愛する私の旦那様のクグラ〜!!」
ナチル「うわっ…無駄に長い。」
クグラ「くらえ!お子様神鞘キーック!!」
中身が涼子のクグラはカンナギに飛び蹴りをした。
カンナギ「ぐぁっ!!…んだよ!クグラ!」
ちなみに子供の姿で威力が弱いのでカンナギは直ぐに復活した。
クグラ「何だよじゃないわよ!ったく!ゲラゲラ笑っうなっての!失礼しちゃうわ!!」
カンナギ「お前その喋り方…女好き過ぎてとうとう自分が女になる事にしたのか??」
クグラ「あっ…違げぇし!(しまった!クグラのフリしなくちゃ…。)…その霊が俺の涼子に一目惚れしたからって笑い過ぎだろ?世界一可愛くて霊力も最強で美人の涼子が一目惚れされたっておかしくないだろうが。」
ナチル「こっちも無駄に長い…。」
クグラ「まぁ、兎に角!涼子はその霊を成仏させる為に忙しいんだから放っておいてもらおうか。涼子?ここは邪魔が多いから違う所に行ったらどうだ?」
「そうだな。アスマ!別のところに行こう。」
アスマ「じゃぁ、ミツハメに行こうか。」
「(げっ!ミツハメかよ…ヨルナミに会わないといいが…。)」
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