第109章 赤いきつねvsどん兵衛

クグラ「当然だ！汁の味も濃い目で美味いし、何より赤いきつねには卵が入っている！素晴らしいだろうが！」
ヨルナミ「ふっ…お子様な理由ですね〜。」
クグラ「なに！？」
ヤタカ「卵なんて…うどんの脇役に惹かれるなんてお子様だよ。」
ヨルナミ「それに濃いものばかり好むのも如何なものかと思いますが？」
カンナギ「はっ！！濃くなきゃ麺と一緒に食っても美味くねぇだろうが！」
赤いきつね対どん兵衛どちらが美味いのかという議論が？長々と続いた。
その間、涼子と子供達はお昼ご飯を食べていた。
ちなみに今日は超手抜きでみんなカップ麺である。
クグラ「あー！！お前らだけ飯食ってズルいぞ！！」
「だって、あんたらの言い争いいつまで経っても終わらないんだもん。」
カンナギ「つーか、それ何だ？？」
「ペヤングの超大盛り！」
子供達は普通サイズのペヤング、ハツイだけはそんなに食べれないので子供達の分を少しずつ小さい器に分けてもらって食べている。
ハツイ「涼子ちゃんも孫達もよく食うよな〜。俺そんなに食えん。」
ヨルナミ「カップ麺みたいですが…なんか汁がないですね？」
ヤタカ「なんかいつもの出汁の匂いとはまた違ういい匂いがする。」
「焼きそばだからね〜！」
クグラ「俺そんなのあるの知らなかったぞ！」
「だって普通のカップ麺より太りやすいからさ〜あんま買わないようにしてたんだけど無性に食べたくなったのよねぇ。だからこっちで暮らし始めて初めて買って食べたんだよ。」
カンナギ「俺も食いたい。」
「ん？いいよ！丁度安売りしてたからいっぱい買ってきたし！」
そして全員でペヤングを食べ始めた。
クグラ「なんだよコレ！スゲー美味い！！」
カンナギ「ヤベェ…超ハマったかも…。」
ヨルナミ「本当…このタレの量調節すればかなり美味しくなりますね！」
ヤタカ「これまた買って来てくれないか？？」
「安売りした時になら買って来るよ〜！」
カンナギ「つーか、お代わりくれ！！」
クグラ「あぁ！ズルい！俺もー！！」
そんなこんなで赤いきつね対どん兵衛の戦いはいつの間にやら終わりみんなでペヤングを食べ満足するのでした。
ちなみにカップ麺は脂質も多くカロリーも高いので食べ過ぎには注意しましょう。