• テキストサイズ

クグラと夫婦(アラタカンガタリ)

第58章 クグラ一家の平凡な一日


今回はクグラ達の特に何でもない日常のお話です。

朝9時頃
涼子とクグラはまだ眠っていた。
エト「コラ!!お前たちいい加減起きなさい!!」
「ん〜…あれ?もう朝??」
クグラ「………まだ眠い…。」
エト「もっと早く寝ればいいだろ!まったく…夜中に馬鹿騒ぎしてるから朝起きられないんだぞ!」
「えっ!?聞いてたの!?」
クグラ「…兄さん聞き耳立ててたのか?やらしいなぁ。」
エト「あんなデカい声で騒いでたら俺の部屋まで聞こえるに決まってるだろう!!」
ちなみに馬鹿騒ぎとはカラオケのことである。涼子が日本から持ってきたコードレスのカラオケセットでたまに二人だけのカラオケ大会?をするのだ。
エト「兎に角、さっさと起きろ!今日は属鞘会議があるのを忘れたわけではないだろ?」
クグラ「………すっかり忘れてた。今日は涼子と二人きりで遊びに行こうと思ってたのに会議かよ。面倒くせぇ…。」
エト「面倒くせぇじゃない!まったく…。子供らは俺と一緒に朝食済ませたからお前たちもさっさと食べてしまいなさい。」
「あぁ、子供らのご飯食べさせてくれたんだ!お兄ちゃんありがとう!」
クグラ「これからもよろしくな〜!」
エト「自分らの子供のことなんだから自分らだけでやるようにしなさい!」

朝10時過ぎ
クグラは会議に行ってしまったので涼子は1人で子供を見ていた。
イナミ「ウー!それあたちに寄越ちなちゃい!」
ウルキ「やーよ!これウーのだもん!あー!ヒキチュそれダメよー!!」
「………ウルキさぁ、その言葉遣いなんとなならない??あと、イナミは威張るな!」
ウルキ「なにがよー!?」
「その『〜よー!』とか!女の子じゃないんだから!」
ウルキ「だってイーちゃんも言ってるよ?」
「イナミは女の子だからいいの!ウルキが言うとオカマさんみたいだよ?」
ウルキ「キャハハハ!オカマしゃんだってー!ウーはオカマしゃんよー!うふふ〜!」
イナミ「ウー気持ち悪っ!!」
「ダメだこりゃ…。」
/ 603ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp