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クグラと夫婦(アラタカンガタリ)

第27章 入れ替わった!?


クグラ「いったぁ…。」
ヨルナミ「くそっ…。おい大丈夫か!?」
クグラ「はい…。なんとか。」
ヤタカ「君たち大丈夫かい?」
カンナギ「ったく、そそっかしい奴らだな。」
クグラ「はい。私は大丈夫です。ちょっと頭がズキズキしますが。」
ヨルナミ「俺も。あぁーいてぇ!帰ったら涼子に痛いの痛いの飛んでけーってしてもらわないとな〜。」
ヤタカ「…君たちなんか変だよ?」
ヨルナミ「あ?何がだよ。」
カンナギ「お前ヨルナミだろ?何だよその喋り方。しかも痛いの痛いの飛んでけって…。ガキだな。」
ヨルナミ「は?何言ってんだ?俺はクグラだが?つーか、ガキとか言うな!」
クグラ「…クグラ!私の体がクグラになってる!!」
ヨルナミ「ん?…あー!!この服はヨルナミの!?なんで!!」
ヤタカ「鏡を見たまえ。服だけでなく全てがヨルナミだよ。」
ヤタカに鏡を見せられ二人は絶叫した。
クグラ&ヨルナミ「嘘ー!!」
クグラ「私が…クグラに…!!こんな格好恥ずかしい!!」
クグラの姿のヨルナミは腕で上半身を隠し恥じらう。
ヨルナミ「俺だってこんな長い髪邪魔だし、こんな服動きにくい!!つーか、ヨルナミ!俺の姿で恥じらう乙女みたいな格好するな!」
クグラ「だって、上半身裸なんて…私には耐えられない!」
ヤタカ「どうやら入れ替わってしまったようだね。」
ヨルナミ「そんなぁ…つーか、俺そろそろ帰らないといけねぇのにどうしたらいいんだ!!」
カンナギ「ん?とりあえずそのまま帰ればいいじゃねぇか。テコやムルと入れ替わったわけでもねぇんだし。涼子を驚かせてみようぜ!」
クグラ「他人事だと思って…。」
カンナギは面白がっていた。
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