第17章 俺だけが知っている ~黄瀬~
「黄瀬くん、またレポート出てないですよ?」
「え?」
昼休み
体育館で青峰っちと1on1をやってたら
クラスの学級委員であり
俺の彼女でもあるっちが
そう言いながら俺の所に寄ってきた
「期限が今日の放課後までなので、早く持ってくるようにと先生が」
「何だよ黄瀬〜、お前まだ終わってねぇのかよ」
「ちなみに青峰くんも、日本史のレポートがまだです」
「やべっ、(・・;)」
青峰っちの顔が青ざめたのを見てから
俺はレポート提出の
メリットデメリットを計算する
レポートが提出できない
↓
居残り
↓
っちとデートできない
こ、これは.....
お、恐ろしい結果になったっス(゚д゚lll)
「それだけは嫌っスうぅぅう‼︎」
「黄瀬うるせ」
青峰っちが俺の頭を叩く
心の声が表に出てしまったっス
でも
この事態だけはなんとか
回避しないと.....
何か方法は、