第6章 誕生日 ~緑間~
の作った夕食も満喫し
風呂にも入って今は2人でくつろいでいる最中だ
は俺の足の間に座っている
「、なにか我が侭を言ってみるのだよ」
「我が侭?」
「そうだ。今日は誕生日なのだから、何でも言うことを聞いてやるぞ?」
唐突にこんなこことを言ってみたくなったのは
普段俺に気を遣って我が侭を言おうとしない
の願いというのを聞いてみたくなったから
「えっとね、じゃぁ...キ、スして?///」
耳まで真っ赤にして答える
可愛すぎるのだよ
「いくらでも」
を振り向かせ、触れるだけの啄ばむようなキスを繰り返す
「ぎゅってもしてほしい...」
「ふっ、こうか?」
微笑みながらを抱きしめる
細いな....
ちゃんと食べているのだろうか
「それとね、真ちゃんとずっと一緒にいたい」
三つ目の我が侭に驚いてを見つめる
「駄目、かな?」
泣きそうな顔をして俺を見つめ返すを
力いっぱい抱きしめる
「駄目な訳ないのだよ、これから先もずっともえの傍にいてやるのだよ」
来年も再来年も永遠に何度だって
の誕生日を隣で祝ってやるのだよ