第1章 マイマイとプリズムジャンプ!
転びそうなところをあいらとりずむに支えてもらいながら、同じ振り付けを繰り返しました。
「いい? みおんがOKするまで続けるから」
「はい、わかりましたー!」
「マイマイさん、みおんちゃんのOKが出るまで私も一緒にやります」
「あいらがやるなら、あたしだって一緒にやるよ。ううん、マイマイさんと一緒に振り付けをやってみたい」
「あいらちゃんとりずむちゃんが横にいるだけであたし、心強いな。よし、頑張るぞー!」
マイマイはあいらとりずむの動きも見て学びながら、続けて同じ振り付けをします。
何度もやっているうちに、みおんからの注意は減り、ようやくOKが出ました。
「……これぐらい出来て当たり前」
みおんはそう言ったあと、先にリンクの外へ行ってしまいます。
「マイマイさん、みおんちゃんはああ言っていますが、OKみたいですよ」
あいらは片手の親指と人差し指を使い、OKサインを作りました。
「まったく、みおんはもうちょっと褒めてくれないかなー。そだ、振り付けのことやってて思ったんだけど、マイマイさん、プリズムショーしてみるのってどうですか?」
りずむの提案にマイマイは驚き、