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一緒に夢みませんか?[呪術廻戦]

第14章 子育てё♡③⦅宿儺⦆


宿儺と子育て⦅幼児編⦆


「かぁしゃま」

洗濯物を干そうと外に出た なな の後ろを おぼつかない足取りで ついて歩いていく幼子。

宿「おい、そんなに急いで歩くと転ぶぞ」

縁側で 横になりながら2人の様子を見ていた宿儺が声をかけると…

ドテッ!

案の定、幼子は転んだ。
うぁーん、うぁーん と大きな声で泣き始める その子の元へ なな が駆け寄ろうとすると、宿儺が「良い、俺が行く」と言い、幼子をヒョイ、と持ち上げた。

宿「男が そぅメソメソするな」

4本の腕で器用に幼子を肩車すると、なな のそばに来た。

宿「高い所は干してやろう」

慣れた手つきで洗濯物を干し、泣き止んだ幼子を地面におろした。

「とーしゃま、も かい」

両手を宿儺に伸ばし、舌足らずの言葉で肩車を催促する。

宿「仕方ない」

ふ、と微笑み 先ほどと同じように幼子を肩車する宿儺。
自分の頭のそばで キャッキャッ と喜ぶ子をあやす宿儺を見て、なな も微笑んだ。

宿「なな」

宿儺は なな に声をかけた。

宿「男の子も良いが、女の子も良いかもしれぬな」

ニヤ、と笑う宿儺に なな は真っ赤になった。


***おわり***
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