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一緒に夢みませんか?[呪術廻戦]

第3章 子育てё♡⦅宿儺⦆


宿儺と子育て ё♡ ⦅ 妊婦編 ⦆


今日も晴天!
清々しい陽気に、洗濯をしようと洗濯物と洗濯板を持って家を出ようとする なな を引き留める者がいた。

宿「おい、無理をするな。俺が持ってやる」

『え? これくらい大丈夫ですよ』

宿「身重のカラダだろう、無理するな」

ひょい、と洗濯物と洗濯板を取ると なな の先を歩き始めた。

『宿儺さまに洗濯させるわけにはいきません。桶に お水だけくんでもらえませんか??』

宿儺の着物の端を掴んで そう言うと、

宿「それだけで良いのか?」

『はい。お水をくんで いただければ あとは立って洗う事ができますから』

優しく笑うと、宿儺は「少し待っていろ」と言って 水をくんできてくれた。

『こちらに置いてもらえますか?』

なな が指差す場所に宿儺は桶と洗濯物、洗濯板を置いた。

宿「無理はするなよ。腹が張ったらすぐ休め」

『分かりました』

なな はクスクスと肩を揺らした。

宿「何がおかしい…」

『宿儺さま、いつもに増して私を甘やかしますね。洗濯や料理程度なら大丈夫ですよ』

着物の袖をとめながら、なな は洗濯に取りかかるが なな のそばを離れない宿儺に

『宿儺さま お願い事をしてもいいですか?』

と言うと、宿儺は「なんだ」と返事をした。

『洗い終わったら一緒に干してくれませんか?』

そう言った。

宿「…可愛いやつめ」

なな の体を寄せ、大きくなってきたお腹を満足気に撫でる宿儺であった。



***おわり***
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