第45章 リップ⦅五条⦆
『………………』
五「何かなぁ? なな ?」
なな に、じーっと見つめられていた五条は、さすがに苦笑しながら聞いた。
『五条先生の唇って綺麗だよねぇ』
マジマジ答える なな に、五条は照れながら「もぅ なな のエッチ~♡」と答えた。
『誰がエッチだ!///
何かお手入れでもしてるの??』
と言いながら まだ五条の唇を見ている なな に、五条は少しだけ悪戯心が働いた。
五「何もしてないよ♪
でも、僕の唇って柔らかいんだよ♪」
そう言って、ちゅ、となな の頬にキスをした。
『~っ?!///』
キスされた頬を押さえながら、なな は声にならない声をあげ、真っ赤になった。
五「ね? 柔らかかったでしょ♪
それとも唇の方が良かったかな?」
意地悪く笑う五条に、なな は『ほっぺで十分です//』と小さく答えた。
***おわり***