第38章 現代を楽しもう! ❀北の旅編 R-18❀
以前から危ういと感じた時があった。
けど、今夜ほど『それ』を強く感じた時はなかった。
花芽を弄んでいる謙信様の手首を力いっぱい抑えた。
「だめ、本当に、あ、なんか………」
漏れだしそうな感覚を我慢する。
イキそうになると時々感じていた尿意のようなもの。
本気で力を加えているのに謙信様の力には叶わない。
抵抗している間にもグニュグニュと花芽擦られ、弄ばれている。
謙信「………」
焦り、必死に抵抗する私を謙信様が静かに観察している。
こっちはもう崖っぷちに追い詰められているのに。
「待って、ください、本当に、もう、だ、めっ。やめ、てっ」
謙信「待たない、そのまま身を委ねろ」
「う、ぁ」
グチュグチュグチュ!
愛液が膣内で混ざり合い泡立ち、粘液質な音をたてる。
謙信様のモノで膣内をかき混ぜられ、奥の奥まで突かれた。
(気持ちいい、でも、でもっ)
クチュクチュクチュッ
花芽をめちゃくちゃに愛撫されて、下腹が熱い。
(っ!なんか漏れ……そう)
急激に理性が戻ってきた。
このままイッちゃいけない。
このままイッたら………
「だ、だめ、謙信様。待ってください、少しで良いからっ
あぁ、あっ!あんっ」
筋肉がついた、がっしりとした肩を押して抵抗する。
謙信「舞が新たな快楽を得ようとしているのに止められない」
両足を肩に担がれ腰が高く持ち上げられた。
この体勢になると、もう謙信様には抗えない。
今まで何度もこの体勢にされて、抵抗できず、上から押しつぶされるように奥を深く、真っすぐに突かれたことがある。
謙信様は放ったものが零れにくいこの体位が好きで、
いつもお互いがイクまでこの体勢を解いてくれたことはない。
「あ……やだ……。待って、謙信様。駄目なんです、本当に…私……」
新たな快楽とは何か、考える余裕もなかった。
(今、この体勢で動かれたら間違いなくイッちゃう)
その時を想像して青ざめる思いだった。
謙信様が律動を再開する前に、なんとかしようともがいたけど、案の定、なんの意味もなかった。