第33章 蜜月の始まり（R18）

容赦の欠片もない、最初から激しい律動だった。

蜜壺の中で、蜜と精液がグチュグチュと混じりあい、さっきよりも大きな水音をたてた。


「あ！？や、あ、待って、謙信様、あっ！」


絶頂の余韻がまだ残っている状態で攻められ、身体に力が入らない。
脱力していた身体が一気に緊張し、ボンヤリしていた頭が覚醒する。


謙信「腕はここだ」


私の静止はサラリと無視され、手を片方ずつとられ、謙信様の首の後ろに回された。


「ん………ぁ…」


角度を変え、唇を何度も奪われる。
私の身体を愛でるように撫でる手がくすぐったい。

律動がゆるゆるした動きに変わり、謙信様の手が胸に伸びる。

乳首を摘まみ、捏ねて、引っ張る。

もう片方の手は乳房を柔らかく揉み上げていたかと思うとスルスルと下半身に下りていき……


くちゅ、くち……


「あ！？あぁ、そこ、駄目、ですっ……ぅあ」


ずっと硬く尖っていたにも関わらず、触れられずにいた花芽を弄ばれた。

ビリビリした快感が脳天にまで届く。

硬い熱につらぬかれ、胸も、花芽も愛撫され…どこが気持ち良いのかわからない。


謙信「舞はまだこちらの方が気持ち良いか？」

「あ！？ひゃっ、ん！」


二本の指が花芽を挟み、絶妙な加減でしごかれた。


「や、あぁ！」


強い快感に両足をばたつかせて抵抗しても、真ん中には楔が打ち込まれていて逃げられない。

快感から逃げられない。


「あ、謙信様ぁ、だめ……だめ……」

謙信「待って、やめては聞いてやれそうにないと言っただろう？」


ジュッ……ズジュ……


薄い唇が苦しげな笑みを浮かべる。

身体中を弄ばれ、中心を穿つ硬い熱は、私の反応を楽しむように大きく、時には小刻みにいやらしい動きをする。


「あ、あん！はっ、ぁぁ！」


強すぎる刺激に足がガクガクと震えた。


「だめ、です。謙信様、そこ、だ、め……ぁ、んん！」


花芽を弄んでいる指をなんとかどけようとしても、謙信様の手はびくともしない。

断続的にそこを刺激され、さっき弾けたばかりの熱が急激に下腹に集中してきた。


謙信「もう一度達しろ。その後…こっちでいかせてやるっ」


謙信様の欲が、ナカの気持ち良い場所をこする。