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☆一夜の夢☆〈イケメン戦国 上杉謙信〉

第11章 看病七日目 愛を交わす(R18)


謙信「ここで達すれば気を失う程の快感に襲われ、時に続けて昇りつめられる」

「ひゃ、ダメ、で…す。耳……ささやいちゃ!」


大好きで仕方がない低い声で囁かれ、お腹の奥がぎゅーっと縮んで……はじけそうになる。

そこまでくると本気で怖くなり、謙信様の胸を押し返すようにして抵抗した。


「い、嫌です。これ以上されたら……っ!
 ――――怖い!」

謙信「やはり気をやったことがないのだな」


謙信様は動きを止めて指を引き抜いた。


チュプ


小さな水音がして、羞恥に身を震わせる。


「ん…」


(気をやる……?イクってっことかな?)


指の喪失感に脱力し、耳慣れない単語の意味を考える。

それが不安そうに見えたのか謙信様は優しく頭を撫でてくれた。


謙信「繋がる喜びを知らぬ身体だというなら俺が快楽を教えるまでだ。
 俺なしではいられなくなる程に…全てを教えてやる」

「!」


優しい手つきとは裏腹に、両目にギラリと獰猛な光が灯った。

さっきまで見せていた余裕は消え失せ……欲に飢えた男の人の顔だ。

食い殺されそうな迫力にゾクっとした。


「あ………謙信様」


フルっと震えた身体をギュッとされる。

唇に軽く口づけをすると謙信様は身体を起した。

その手が動く度にシュル、シュル、と衣擦れの音がして、徐々に謙信様の身体が露わになる。


(っ!彫刻みたいに綺麗な身体…)


着物を脱ぐ動作に連動し、鍛えあげられた筋肉がしなやかに動く。

昔負った傷なのかところどころに跡が残っているけれど、本来もっている色の白さに目を奪われる。


(綺麗だな。謙信様の身体…)


触れたい気持ちを我慢していると、着物を脱ぎ終えた謙信様に抱き起される。

直接肌と肌が触れて大げさにビクン!と身体が跳ねてしまった。


謙信「ふっ、これくらいで飛び上がっていては、この先が思いやられるぞ?」


謙信様は軽く笑うと、袖に腕が通っていただけの着物を脱がせてくれた。

お互い何もかも脱ぎ去って身体を寄せ合う。

触れたいと思った身体が惜しげもなく私の体に押し付けられた。


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