第11章 看病七日目　愛を交わす（R18）

謙信「愛する女が濡らしているのを呆れる男がどこにいる？
　むしろ触れているのに濡れない方が男にとっては大ごとだと思うがな」


ククっと肩を震わせると、舐めて濡れた指を秘所へと持って行く。

充血して膨らんでいる花芽をこすられ、腰が大きく跳ねた。


「はっ、んん…けんし…ん様」


クチュ……ピチャ……


粘液質な音がとまらない。
ささやかな愛撫なのに身体は歓び蜜が溢れてくる。
快感に腰が浮き、それを降ろすと濡れた襦袢がお尻にあたって冷たい。


（こんなびしょびしょになって恥ずかしい）


恥ずかしさに身を震わせながらも、与えられる刺激に抗うことはできない。

謙信様の指が蜜口を執拗にこすり、かき混ぜる。


「あ……ん」


謙信「もっとその顔を見せろ……もっと蜜を吐き出せ」

「ああぁっ！」


長い指がずぶ…ずぶ…と、焦らすようにゆっくりと…中に侵入してきた。
半分ほど入れたところで指が止まる。

一気に快感を与えられず、もどかしさに腰が揺れた。


「やっ、謙信様の意地悪……」


もっと奥まで欲しくて、欲を抑えきれずにねだる。


謙信「っ、愛らしいな。もっと俺を感じろ」


謙信様の指がぐっと奥まで挿入ってきて、最奥を探るように動き回る。


「ひゃっ、あ！ん………っ～～～～～～～～！」


（あ、つい……お腹の奥……）


指が２本に増え、くの字に曲げられた一本の指が内壁をぐりぐりと擦り上げ、もう一本の指が単調な動きで刺激してくる。

それと同時に敏感になっている花芽を親指で押しつぶされ、快感に悶えた。


謙信「舞…そうだ、もっと感じろ」


身体をびくびくと震わせて耐えている私を、謙信様が満足そうに見ている。


（ああ、おかしくなりそう…）


目があっただけで感度があがり、指を締め付けてしまう。

ぐちゅぐちゅという卑猥な音に段々思考がぼんやりしてきた。

謙信様の３本目の指が挿入ってくると痛みを感じた。


「んぅっ」

謙信「…痛いか？」


謙信様はすぐ気が付いて指を２本に戻し、秘所への刺激を続けたまま覆いかぶさるように近づいてきた。