第74章 ひとつになりたい(R-18)
ぬかるみを這う舌の感触に眩暈がする。
謙信「はぁ、粘膜が桃色に色づいて綺麗だ」
「そんなこと……」
謙信「蜜の味も濃くなってきた。もっと、こぼせ、もっと……」
蜜口に舌を差し込まれ、ちゅうっと吸われた。
「あぁ!!!!!」
謙信「掻き出せばもっと濃い味がするのか?」
「やめ、や、んっ!!あぁ!!」
蜜壺に指が差し込まれ、奥から蜜を掻き出された。
こぼれた蜜が、生ぬるい感覚を伴ってお尻の方へ流れいく。
謙信様は指を出し入れしながら唇を寄せて蜜を味わっている。
謙信「ああ、味わいが変わったぞ?やはり奥の蜜の方が濃くて、甘い」
「け、謙信様っ…も、やめ…」
謙信「もっとだ」
「きゃ、う…んん!」
一本だった指がヌプリと二本目が入ってき。
指の出し入れが徐々に速まり、舌は陰核と蜜口のあたりを行ったり来たりしている。
「あ、あっ、あぅ!!あ、だめ、はぁ」
下腹に集まった熱が熱くて、切羽詰まった嬌声があがった。
(や、このままだと…)
「あっ、んっ、だめ、きちゃうっ、やめ、て」
迫ってくる快感の波。それも数か月ぶりに触れられた故の、大きな波だ。
謙信「気をやれ。我慢する必要はない」
陰核から唇が離れたと同時に指が伸びてきてグリっと押し潰された。
強い快感に身体がビクリと震えた。
「や、嫌です。謙信様の…でイキたい、です。
他の人はわかりませんが私は一番最初にイク時が一番…ん!ぁ…気持ち良いんです。
だから指じゃなくて……お願い、謙信様をください」
謙信「…………」
謙信様は片手で顔を隠すと、大きく、長い息を吐いた。