第1章 新しい部活
私は、バスケ部マネージャーの桃井さつき!
今私は新しくできたって言う部活に向かってるの。
情報収集が得意だから、皆よりはやくその部活を知ったんだ。
「どんな部活なんだろ…」
情報収集が得意な私でも、すべての情報は集められなかった。
「えっと…ここかな?」
そこには、『○○部へようこそ!』と書いてある看板があった。
何で○○部?普通に書けばいいのに…
そう思いつつも、興味本意でドアを開けた。
ガチャ
「……えっ!?」
思わず、すっとんきょうな声が出た。
だが、それほどまでにすごい光景を見たのだ。
ドアを開けるとそこにはバスケ部の皆が“執事服”を着ていたからだ。