第9章 術式 箸休め
『はい、むこう向いて』
「あーい。」
私を五条君と同じ向きにさせて、私は五条くんの足の間に収まる
「五条くんの手って意外とゴツイよね、、、スっとしてそうなのに」
『え、なにそれ悪口?』
「良い意味だよ、ただ意外だなーって思って」
『ふーん(自分の手とか気にしたことないな)めいは喜久福みたいにモチモチ』
そう言って二の腕をプニプニする
「それ悪口?」
『ぜぇーんぜぇーーーん』
「なら許してやろう」
「このアイス食べたことある?オススメ」
と言って五条の口元にアイスを差し伸ばす
躊躇なくアイスまで口をもっていく
『あ、ほんとだ。凄く美味しい♪』
「だよね、五条くん好きそうなやつだと思ったんだよね」
『(しれっとそいうこと言う)』