第9章 術式 箸休め
億ションですかい。タワマンじゃなくて億ション
「いい暮らししてますね、相変わらず」
『まあね。でも君だってお金たくさんあるでしょ?』
「不景気はいつやってくるか分からないからお金貯めとかないと」
『なに人間じみたこと言ってんの笑お金無くても生きていけるくせに笑』
そのままグッと肩を五条くんと同じ向きにさせられ、同じ方向に歩みを進めた。
五条君は私の腕を手を繋ぐように引っ張っている
『僕はさ、いいとこのお坊ちゃんだから、ペットに狐かえるの♡』
「ほう、、、。お坊ちゃっま。少し口がお下品なので後でおしりペンペンしますよ」
『え、どう見てもこの出で立ちは僕がペンペンする派でしょ』
「そっちの話じゃないし、
そんな出で立ちの人をペンペンしたいっていう人もいるかもよー」
『うーん。僕に今のところそういう趣味ないけど、もしかしたら開花するかも!?!』