第9章 術式 箸休め
「結構です。私連れがいるんで」
と、指を五条くんに向けたら、、、、あれ、いない、、、。
「え?」
男「、、、えーっと、どちらの方でしょうか、、、?」
「すいませんどこかいったみたいなので、私も行かなきゃならないんで」
男「とか言って本当はいないんでしょ?」
ニヤッと男は私をじっとりとした目で見つめた
「(しつこ!〇すぞ!)」 うそついてねーーよ!!
般若のような顔をして男を睨みつけようと、男の方に振り返った瞬間
「あ、いた!」
『もしかして僕のこと探してたー??』
この男も180cmくらいあるんだろうと思うけど、五条君は190cmでイケメンときた。なんか左手にクリーム山盛りのクレープ持ってるけど
「またそんな変なの買って、、、」
『ごめんごめん、なんか美味しそうなの持ってる人がいたからどこに売ってるか聞いて、買ってきちゃった♡』