第9章 遊び
「うん‥何か嬉しい事とかあったらすぐ私に連絡してくるの‥」
「嬉しそうじゃん」
「え?」
「その彼氏の事話してる時あんたの顔嬉しそうだぜ?」
えみは驚いた
「本気で好きになっちゃった?」
「わかんない‥私今まで遊びで付き合ってたし‥それにいまの彼氏ともどうせもうすぐ別れることになるだろうし‥‥」
えみは下を向いた
「また二股とか浮気してんの?」
「合コンでイケメンな人いてさ‥昨日泊まったのよ?」
「ヘアメイク終わったぜ?」
えみは鏡をみて微笑んだ
「さすが木兎ね!ほかの人だと納得いくヘアメイクにならないのよね」
するとえみのスマホがなった
「はーいえみだよ!うん!今度ご飯?いいよいくいく!‥今彼氏?いないいない!大丈夫!」