第51章 一途な総長は大人な彼女と幸せな愛に溺れて(❤︎)
「向こうに帰っても絶対浮気すんなよ…!露出の高い服も着たら駄目だからな…!くっ、は…ッ!」
「ひあ…!!あ、ん…ンン…はぁ…あ…あ…ッ!!」
「ネックレスもずっと付けてろ…!指輪は外して左手の薬指にはめとけ…!く、ぅ…ん…はッ…あーくそ…もっと言いたいことあんのに気持ち良すぎて頭回んねぇ…ッ…は…ぁ…イキそ…!」
ラストスパートを掛けるように腰の動きを速め、一番奥を遠慮なく突き上げるマイキー。
「あっ!!んぁ…っ!!やぁ…あっ…!!もうイク…ひ…あぁ…ッ…イク…イック…あン…!!」
「はッ…カノ、好きって言って…!オレのこと、好きって…はぁ…大好きって…!」
「好き…あッ…好き、ぅ…んん…!好、き…ぃ…あン…ッ、まんじろーくん好き…ひ、あぁ…っ!!大好きッ…あっ…ダメ…っ…もうイク…!」
「オレも出す…ッ、カノ、ちゅーしよ…っ」
首に回していた腕を解き、お互いに両手を絡めてギュッと握り、唇を重ね合わせる。
「んッんぅ…ンン…!!はっ…んぁ…ッ」
「ん……はぁ……んん……っ」
「ふ!?うッ…んん…!!ッは、ぁ…あ…んぅう!!」
お腹の奥が熱くなって、目の前がチカチカとし始め、イク感覚が近付いているのが分かる。
「(イク…イク…!!)」
「オマエは永遠にオレだけのモノだから」
「っ〜〜〜〜!!!」
吐息交じりに耳元で囁かれ、ぞわりと甘い刺激にカノトは派手に達してしまった。強い締め付けにマイキーも顔を歪めながら、ゴム越しに欲を吐き出した。
✤ ✤ ✤
疲れ果てて、眠りについているカノトを、隣で見つめるマイキー。
「無理させてゴメンな」
カノトの頭を優しく撫でる。
「オマエはオレの光だ。帰る場所が分からなくて彷徨っているオレを明るい方へと導いてくれるあったけぇ光。それはこの先もずっと変わらねぇ」
「…まん…じろーくん」
「夢の中でもオレに会いに来てくれるんだな。…オレの帰る場所をずっと守ってくれ。オレはその光を頼りに…オマエのところに必ず帰るから」
気持ち良さそうに寝息を立てているカノトにそっと顔を寄せ、頬に触れるだけのキスをする。
「──愛してるよ。」
next…