第2章 伏黒恵 R18 媚薬
七瀬目線
ビチャ
やっと呪霊を倒せた。
特級なだけあってかなり苦戦した
せっかくの制服もさっき浴びた呪霊の体液で汚れてしまった。
早く後始末して帰ろう。
「伊地知さん。お待たせしてすみません。……んっ」
「いえいえ、お疲れ様でした。どうしましたか?どこかお怪我でも」
「いや……っ…すみません。高専にお願いします。」
伊地知さんは優しいな。こんな私を心配してくれるのだから。
身体が段々熱くなってきた。苦しい
高専に着いた頃にはもう立つことが限界だった。
「あ、ありがとう…ございました」
伊地知さんにお礼を言って急いで部屋に帰ろうとしたときだった。
恵がいた。
「七瀬。お疲れ様。……大丈夫か?顔色悪いぞ」
そう言って恵は私を支えてくれた。
「ひっ………うっ……」
恵に支えられたが、恵の手が当たった場所が熱い。
私は腰から崩れ落ちてしまった。
「!?おい!七瀬!」
「めぐみ……苦しい…んっ」
「ちょっと我慢な。今部屋につれてくから」
「っ……ん…」
恵におぶられてるときでも身体が熱くなる