• テキストサイズ

3ヶ月の恋人(鬼滅の刃 煉獄杏寿郎)

第9章 煉獄さんと煉獄杏寿郎さん


まだいて欲しいのに…。

「も、もう帰っちゃうんですか?」

煉獄さんのシャツの袖を持って言ってしまった。

煉獄さんは優しく笑う。

「君も明日仕事があるだろう。明日に備えて寝ないと駄目だよ。」

私の頭を撫でながら言った。
そんな仕草が煉獄先生で、私は煉獄先生に甘えたくなってしまった。

「明日、お仕事を頑張るために、元気をください。」

煉獄さんは荷物を置いて私に向き直る。そして近づく。

「いいとも!俺は何をしたらいい?」

言いながら、私の髪を撫でて頬にキスをする。

「これでいい?」

私の目を見て言う。目がいつもよりも色っぽい。
私の腰に手を回すと、優しく抱きしめる。

「キスしても良い?」

耳元で囁かれて、私は頷いた。

煉獄さんは私の唇に自分の唇を優しく押し付けた。
煉獄さんの綺麗な唇が重なって、私は目を閉じた。
ずっと唇を合わせていたくなる。
離しては、また唇を合わせて、何度もキスをした。


「妹子ちゃん、君は本当に可愛い。今日は手料理をありがとう!疲れただろう。早く寝るんだよ。」

笑顔で言うと、煉獄さんは部屋を出て行く。

「杏寿郎さん、おやすみなさい。」

「おやすみ!」

煉獄さんは私にもう一度キスをすると玄関を出て行った。
一緒に外に出ようとしたら止められた。
危ないから出ては駄目だと言われた。煉獄さんは心配性なのかな。


煉獄さんが帰ると、急に部屋が寂しくなる。
灯りが少し暗くなったかのようだ。
煉獄さんがいるとその場が明るくなる気がする。

お風呂に入って、すぐにベッドに入った。
でも、ドキドキしてなかなか眠れなかった。
煉獄さんとのキスを思い出すと、顔が赤くなる。
煉獄さん…素敵だった。

さっきまで一緒にいたのに、もう会いたい。
煉獄さんは、どうなのかな…。
ふわふわした気持ちで、いつの間にか眠っていた。
/ 1324ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp