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【呪術廻戦】-5歳で五条家に来ました-

第12章 ★ハワイ旅行


 リーフをモチーフにしたデザイン。彫刻の堀りが美しい。カスタムメイドだからバングルの幅や、色、文字などオーダー出来る。サンプル見ながら悟くんが似合いそうな雰囲気のカスタムを伝えた。

 仕上がりまでは2時間くらいかかるっていうから食事したりショッピングモールの中をうろうろする。お昼過ぎともなるとさすがに暑くなって、冷たいものが欲しくなった。

 見ると派手なトッピングしたアイスクリームが売ってる。思わず写真に撮りたくなるようなカラフルなアイス。

「アイスでも食うか」
「あたしも今、同じこと思ってた」

 悟くんは甘いものが大好きだ。同じアイスクリームショップを見て欲しくなったみたいで一緒に買いに行く。

 地元産のミルクを使ったソフトクリーム。白とピンクのグラデーションになっててそこにチョコやハート型クッキーも乗ってる。悟くんがお店の人から受け取る。

「ん、」

 手渡してくれるのかと思いきや、ソフトクリームは持ったままだ。口元に持ってくるけど舐めろってこと? 食べてみろってこと? 悟くんの顔を見ると「ん、食えよ」って言う。

 え、なんか恥ずかしいって思いながらも口開けて、ソフトをペロって舐めようとしたら……。

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