第4章 ある物…
どうせ私の事なんか誰も分かってくれないんだ
カチカチカチカチカチ……
そんなことを考えながらカッターの刃を出していく
グサッ シュッ
そして腕を切る 手首を切る
グサッグサッグサッ
ツー
血が垂れてる
いけない事っていうのは分かってる
半袖着にくくなるし一生傷痕残るし
それでもやめない やめれない
こうしないと気持ちが持たない
こうしてると・自分の血を見ると落ち着く
もぅ依存してしまった
心の傷を体の傷でカバーしている状態
痛みなんて感じられない
カチカチカチカチカチ……
血の付いたままカッターの刃を戻す
そうだ明日は学校があるから包帯まかないと
ばれたら色々めんどくさいし…