第2章 体育館で・・・
走る足音
ボールをつく音
掛け声
生きた音が聞こえる体育館に
私は近付いた
「・・・・・凄い」
開けっ放しにしているドアからひょこっと顔を出して
思わず口からでた言葉
みんな真剣だ・・・
「あの・・・・・・」
え、なんか声が聞こえた?
「はい・・・・」
黒「もしかしてバスケを見に来たんですか?」
「え、あぁ別にそうゆう訳じゃないですけど」
後に立っていたのは少し影の薄そうな人で←
黒「そうですか・・・あの、中学生ですか?」
え。
「・・・・はぁ」
落ち着け、これはよくある事だ
「いえ、ここの大学の1年です」
「おい、黒子お前なにやってんだ?」
また誰が来た
黒「火神君・・・実は」
「あ、あの・・・私」
凄く勘違いされてる(泣)
火「おい・・・本当に大学生なのか?」
「そうですよぉ!何回説明すればいんですか!!」
痺れを切らした私は保険証を見せた
黒・火「本当だ/ですね」
やれやれ