第10章 ○○しないと出れない部屋・後編(薬さに)※R18裏
繋がったままの身体をズブズブッと粘着音を立てて抜き挿しを再開し始めた薬研に、膣壁はヒクヒクと反応し受け入れる審神者の身体は小刻み震わせた。
『んッあっ…まだ、かん、じてっ…るのに…ふっん、…ンッ、あっ…ん…』
「煽った大将が悪い…」
『あっ…あっ、また き、ちゃう…はぁ…あんッ』
「何度でも イカせるからな?」
ツンと尖り立った乳嘴を指先で弄びながら…審神者の首筋に唇をあてて何ヵ所もキツく吸い上げて紅い花弁を咲かせていく。
『はぁんっ、同時は…だめっ、なのに…、あっ…、んっンッ…、はぁ…あっん』
「大将の身体はそう言ってないなぁ…もっと深く…」
『あっ!! いっ…、イ、クの… ふぁん らっめッ…ンッくっ…、や、げ、ん…くん』
「ナカ締め付けてるな…大将 イっていいぜ」
『……あぅっん、いっ、しょッ…がいいの』
「…もう少しで俺もイクから…いいか?」
『~~ッ が、ま、ん、できる…』
「あぁ…良い子だな、大将…」
身体のぶつかり合う反復音を何度かさせると…ドピュルッと音を立てて、互いの身体をおさまりきれない蜜液と欲液が融け合うようにトロトロと流れ落ちる…。
***
―数時間後
薬研は一人、出れない部屋から抜け出すと…刀剣男士の人払いと審神者部屋へと向かい。
"今日一日面会謝絶"
"薬研藤四郎"
と予め立て看板をかけておき。
薬研は審神者を抱きかかえて部屋へ運び、身体を横たわらせると
「大将」
『どうしたの? 薬研くん』
「あんな事…どこでこんな事知ったんだ?」
『あんな事って…?』
「その… なんだ… 俺自身の 胸に…とか?」
『………!
その…以前に鶴丸さんに雑誌みせられて
"主の身体でとか最高に良さそうだな"
って言われて、長谷部さんがそのあともの凄い勢いで怒ってた…』
「大将、今日はこの部屋から一歩も出るなよ? ちょっと行ってくるな…」
『えっ? どこに行くの?』
「心配するな、すぐ戻るから… (鳥退治に逝くだけだ)」
『すぐ戻って来てね… 薬研くんと一緒に居たい…』
「あぁ、分かった…」
丸一日、薬研以外の刀剣男士に会うこともなく、部屋で過ごした審神者だった。
…完…