第6章 あったかい
「何故、ゴーくんの外套を?」
「私の事を驚かしてくるから頭に来ましてね···。」
「それは大変怖い目に合わせてしまいましたね」
「フェージャが謝る事ありませんよ?それに外套は洗濯して今干してますし」
「洗濯をする理由?」
「はい、ちょっと汚れが気になっていたし私を怒らせた罰と一緒に」
むぎ
「僕も天音にお世話してもらいたいです」
「フェージャには身の回りをしてくれる方ばかりいるじゃ····っ」
「僕は。天音がいい」
(子供だな)
「わかりました、何かあれば言って···っ!」
「隙を見せちゃだめだよ。はははーは」
(ーー!?//)
「あれ?顔真っ赤だよ?」
ふるふる
「···か」
「ん?」
「もう一緒に寝ませんからー!//」
がああん!
「えーー!?」