第9章 別れ
大野side
次の日 僕は こっそりと
マンションを出た。
翔くんに会えるために…。
学園に着くと 目当ての翔くんが居た。
智「しょ…翔くん!!聞いて?
お願いだから 僕の話を聞いて?」
翔「なんでだよ?
なんで 俺がお前なんかの話を
聞かないと いけないわけ?」
智「話を聞いて!」
翔「嫌だ。もう二度と 俺に
顔を見せるな。
行くぞ。」
智「待って!」
雅紀「早く 出ていったら?」
和也「そうですよ。」
潤「じゃあな。」
松潤が 持っていた水のペットボトルを
頭から 掛けられた。
智「……。」
全校生徒たちも 僕に対して
ひどいことを 言い出した。
僕は これ以上 聞きたくないから
結局 父ちゃんたちがいる家に
帰って行った。