第9章 別れ
大野side
僕は 本当に幸せだよ。
大好きな人と 大好きな人との間に
生まれた霊夢がいて…。
けれど その幸せは
終わろうとは 思わなかった。
?「すみません。」
智「はい?なんですか?」
と 振り向こうとした時に
口を塞がれて 押し倒された。
智「んー!んー!」
?「あんたには 悪いけど
ある人に 頼まれてね…。」
ある人…?
と 考えてる時に 翔くんたちが
やって来た。
翔「智?お前…。」
智「しょ…翔くん!」
すると 僕を押し倒した男が
?「実はですね…大野さんの
発情期が来て…。
大変だったんですよ。
迫られて…。」
智「え!?」
すると 翔くんは…。
冷たい顔で 僕に話した。
翔「もう…いいわ。霊夢は
俺が引き取るから。
それと 家には 帰って来なくても
いい。」
智「しょ…翔くん!!違う!
僕の話を聞いて!?
お願い!」
伸ばした僕の手を
振り切って 翔くんは
廊下に出た。