第6章 可愛い彼はオオカミでした。|黒子テツヤ
『黒子くん、おいで…♪』
黒子「何ですか?桜田先輩…」
こっちに来て〜と手招きされ傍に行くと座らされ
可愛い♪と言いながら黒子をギューッと抱きしめている。
黒子「何するんですか!」
『何って黒子くん可愛がってるの♪』
黒子「僕ぬいぐるみじゃないです」
『わかってるよ〜!黒子くんは可愛い男の子、でしょ?』
黒子「舞先輩は全然わかってませんね、それに…」
ドサッっという音と共に
舞は宙を見上げることとなった───
『…へっ?』
黒子「僕だって…」
チュッ…──
『んっ//!く…黒子…くん///?』
黒子「舞先輩は…まだ僕を可愛いと思いますか?」
『…う 、ん///』
黒子「そうですか…」
グッ…と深く口付けをし、唇の隙間に舌を滑り込ませ絡ませる。
『ふぁ//黒子く…やめ//』
黒子はフッ…と微笑し、首元に顔を埋めた。
『っ!//ちょ…んんっ///!』
黒子は何度も舞の首元をキツく吸ったり
甘噛みしたりと首筋に何ヶ所にも紅い華を散らせた───。
黒子「舞先輩の首筋、紅くなっちゃいましたね?」
『〜っ///可愛くないっ…////』
黒子「そんなに真っ赤な顔して、誘ってるんですか?」
舞の顎に手をやり微笑し、唇をペロリと舐めた。
『〜っんぅ////』
黒子「ほら、口を開けて…」
舞は頬を紅く染めながら黒子の言葉通り口を開け
再び黒子にチュッ…くちゅ…と音を立て深く口付けをされる。
『んッ//…んぅっ…////』
互いの唇が離れると銀の糸が煌めいていた──。
『ふぁ…///』
黒子「いつまでも抱き締められるだけの僕じゃありません。」
ギュッっと黒子に抱き締められ───
『//こんな黒子くん…知らない…////』
黒子「僕は舞先輩に気に入られたくて可愛いフリをしていたんです」
舞の唇にキスを落とし
『ん…///』
黒子「でも、それも今日で終わりです。だって僕は舞先輩を食べちゃいたいって思ってる、オオカミですから…」
チュッ…─────
ちゃーんと、舞先輩を可愛がってあげますよ♪
END