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walking proud~呪術廻戦~R18~

第41章 youth 【準番外編】




バンバンバン!と花火が打ち上がる音が響いた。



レイの見開かれた目の中には、
色んな色が目まぐるしく輝いていた。

月と星の瞬きで、混じっている黄色が揺れている。


長いまつ毛に時折影ができ、
その妖艶さに目が離せなくなる。


どこかから吹いてきた風によって、
鎖骨まで降りていた僅かな巻き髪がふわっと揺れ、

果実のような魅惑的な香りが鼻をくすぐった。




この世のものとは思えない神秘的な何かに見える。


まるで神話から飛び出てきたような…
空から舞い降りてきたような…


女神様みたいだ…




妖精、

天使、

精霊、




次元の違うなにか。


もっと崇高ななにか。



そのあまりの美しさに、息を飲んだ。

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