第40章 scene ■

｢んっ…きっついよ…｣

｢はは、ごめん…僕今日おかしいみたい…
いつも以上に興奮しちゃってて…っ｣

あんな姿を見せつけられたら…
想像さえしてなかった、普段は見られないあんな姿…


最大限まで質量を増したそれをゆっくりと腰を下ろしながら挿入していくと、濡れそぼっている蜜のおかげか中に埋まっていった。

｢あぁ……っ…｣

｢く……ヤバいな…｣

五条が髪を撫でながら腰を引き寄せる。
その瞬間に最奥まで突き刺さった。

息が止まりそうになるくらい、なんとも言えない快感が2人に駆け巡る。

｢…… レイ、動いて…｣

レイはギュッと五条に抱きつきながらゆっくりと腰を上下する。
その度に五条から呻き声のような吐息がかすかに漏れる。

｢んっぁ…きもち、… レイ…｣

｢あ…わた…しも…っ…｣

｢っは…本気でやばい…っ…
レイだと僕、絶倫になれんのかなーははっ…｣


そんな自分に半ば呆れながら、
五条はレイに触れるだけのキスを何度もする。