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walking proud~呪術廻戦~R18~

第47章 determination ■


互いの呼吸を落ち着かせてから、身を寄せあって寝たまま向かい合った。

「ね、悟?聞いてもいいかな…」

「うん、なに?」

「……恵くんと…その…
何か話したり、したの?」

恐る恐るそう言うと、五条が手を握ってきた。
そして、にっこり笑って答えた。

「なんにも?
いつもどーり、普通に稽古して、
いつもどーり、普通に僕が勝った。」

「……そう。」

「うんっ。でも…恵の気持ちって分かるなぁ…」

「え?」

「だって、僕も、ずーっと同じ立場だったんだからさ」


気まずそうに視線を逸らすレイの前髪をかきあげ、額にキスをする。


「ただね…1つだけ違うのは……」


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