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新一の幼馴染は最強美女 (劇場版)2【松田陣平】

第22章 天国へのカウントダウン26


貴方side


車は屋上のプールを目指して進んでいく。けど…





哀「きゃああッ!?」

貴「哀!!」





抱き締めていた哀が、空中で一瞬浮いてしまいそのまま車から落ちようとする彼女の腕を掴む。


 

貴「……っ離さないっ、絶対に!!」

哀(…っ怜花、さん)








コナン(…!まずい、このままじゃ柱に灰原がっ)








プール近くに、氷の柱があり哀にぶつかりそうだった。



けど、気づいた新一が歩美ちゃんからヘルメットをかりキック力増強シューズで蹴り上げる。













バシャンッ!! 






私達は勢いよく車ごと、プールに落下した。


どうやら成功したらしく、ビショビショに濡れながらも命が助かった









貴「哀、怪我はない?」

哀「え、ええ…」



貴「……本当に良かった…」

哀「…怜花さん…」





貴「簡単に命を捨てようとしないでよ。哀には、生きる権利も意味も価値もあるんだ。
二度と、あんな真似しないでよ」

哀「……ごめんなさい…っ」



プールの中で彼女を抱き締めると、震えていた。













蘭「怜花ー!コナン君ー!」

小五郎「大丈夫か!?」



蘭達も、駆けつけてくれた。哀をプールから上がらせ私も上がろうとしたら…

 





萩原「怜花ちゃん!無事!?」

貴「!研二さん、陣平さん……っわ」



勢いよく腕を引っ張りながら上げてくれる2人。陣平さんは、着ていた上着を私に被せてくれた












ギュ…




貴「え…」




萩原「良かったー…」

松田「…毎回毎回、寿命縮ませるような事すんなよ…っ」





陣平さんと研二さんは、力強く私を抱き締める。体は震えていて、本当に心配してくれたのがわかる










貴「…濡れますよ…?」



松田「そんな事どーでも良いんだよ」

萩原「ほら、タオル持ってきたから髪拭こ!」







持ってきた研二さんに、頭を優しくわしゃわしゃ拭かれながら…目線は、連行されていく如月先生。


新一に軽く微笑みながら高木刑事達と歩いて行くのを見ると、事件の終わりを告げるのが分かった
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