第8章 本当に好きな人は…。

夏美と俺は
いつも一緒に登下校していた。

クラスは違ってもなw


でもあいつ、
相変わらず
まだ気がつかないみたいだ。












俺がオトコだって。


相当なバカだよな。


「ねぇ！なっちゃん！
なっちゃんって悩みないの？」



悩みがなくみえるのか…。


いや。
あるに決まってるだろ。


俺だって。

悩むよ。
「あるよ」


「え。なになに…？どーゆー系？」



まぁ、

夏美は

親友だから



言ってもいいか…