第10章 Night 10
ゴチンッ
沖「うおっ」
『…いってて…』
私は反対側で戦ってる沖田さんに
激突してそのまま吹き飛んだ。
『あ、すみません沖田さ……』
はっ、と気づくとさっきの怪物が
もう私の目の前にいた。
こいつ、切り替えが早い…
キィン
すぐに刀でそいつの攻撃を防いだ。
怪「随分と力も落ちぶれたもんだなぁ」
怪物は私を嘲笑うかのようにバカにした。
怪「記憶がないからか?なんなら全て教えてやろうか」
怪物は一瞬刀を手にしている力を抜いた。
だから私も刀に力を抜いた。
沖「まな油断するな」
後ろで沖田さんの声が聞こえたけど
そのあとすぐに沖田さんはもう一匹の怪物と斬り合いを始めた。