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真選組にて。

第8章 Night 8






沖「調子はどうですかィ」


『あ、おかげさまでもう大丈夫なんですけど近藤さんが休めって…』


沖「その休みをもらった人がなんだってこんな朝早くから着替えてどこ行くんですかィ」


『えー、や、病院…かな?』





沖田さんの目を見てると全て
見透かされてるような気がした。




沖「…目、腫れてますぜ」


『…え?』


沖「大泣きでもしたんですかィ?」




喋りながら沖田さんは私との距離を
詰めてきて、そっと目元に触れた。




『…え、っと…寝すぎで腫れちゃったのかな?』




私はふいっと横を向いて沖田さんから
逃げるようにその場を去った。



…泣いたことバレてる…?



あー、もう
今度から夜は絶対に泣かないんだから‼︎





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