第14章 Night 14
曲がり角を曲がったところには
みんなが…
この宇宙船にいる人たちをやっつけていた。
何度頬をつねっても現実だった。
じゃあ、
突っ込んできた宇宙船はみんなが
乗ってきた宇宙船…?
なんで?
どうして?
「ぐはぁっ」
この宇宙船の乗組員が誰かに
吹き飛ばされて私の足元に転がってきた。
神楽「あ‼︎ まなアル‼︎」
私に気づいた神楽ちゃんが声をあげると、みんなも一斉にこっちを見た。
『み、みんなどうしてここに…?』
私はさっきから抱いていた疑問を
口にした。
近「なんでって、まなちゃんを助けに来たんだ‼︎」
沖田さんが私の目の前に立った。